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土地探しの鉄則が知りたい!
土地探しは、理想の住宅を建てるために欠かせないステップです。
土地探しに失敗すると、必要以上に費用がかさむ・理想の間取りを実現できないなどの問題が生じる事態になりかねません。
そこで、土地探しの失敗を防ぐために押さえておきたい大事なコツ4つを詳しく解説します。
1.希望条件をまとめて優先順位をつける
まずは、土地に求める条件をすべて書き出し、優先順位をつけましょう。
「緑の多い街に住みたい」
「駅から徒歩10分以内の土地」
「公園や学校から近い場所」など、
自分や家族の希望をすべて書き出し、絶対に譲れない内容を明確にしてください。
「100点満点の物件は存在しない」と言われるほど、
希望をすべて満たす土地を探すことは困難です。
100点満点の土地を探すことに尽力すると、70点や80点の良い物件を逃してしまうリスクもあります。
絶対に譲れない条件をもとに土地探しを進めることで、機会損失を阻止することが可能です。
結果として、理想の住まいを予定通りのスケジュールで建てられる可能性が高まります。
2.⼟地・住宅購⼊の予算を決定する
次に、土地・住宅購入の総予算をまず決定し、それぞれの配分を決めましょう。
配分の決め方は、家族の考え方・理想の住まいの形状によって異なるものの、
総予算の約3割を土地・約7割を住宅購入に配分するケースが多い(※)です。
(※出典:住宅金融支援機構「2019年度フラット35利用者調査」)
土地の候補は無数に存在することから、予算を決定する前に情報収集するのは非効率と言えます。
土地の予算を決定してから情報収集を進める順番を守り、効率的に行動しましょう。
「建物の価格」と、希望する「土地の価格」のバランスを考慮して、
予算配分の比率を変更することをおすすめします。
3.気になる⼟地は必ず現地に⾒に⾏く
不動産会社やハウスメーカー、ポータルサイトで気になる土地を見つけたら、必ず現地に見に行きましょう。現地に見に行く際には下記のような情報を確認し、住宅建築に適した土地であるかを判断します。
・日当たりや風通しの良し悪し
・前面道路の幅員
・古家の有無や庭木の様子
・隣家との境界線の明確さ
掲載情報と実情の相違が見つかるケースも多いことから、
現地に行く工程を省略し、購入を決めることはハイリスクです。
気になる土地が複数ある場合はそれぞれを実際に見たうえで、最終的な結論を出してください。
4.中古⼾建や古家付き⼟地もチェックする
なるべく多くの情報の中から、希望に合う土地を探すことも大切です。
更地のみに注目することは避け、中古戸建や古家付き土地も候補に含めて検索しましょう。
中古戸建や古家付き土地は、建物を解体することで更地として活用できます。
これまで更地しかチェックしていなかった場合は、中古戸建てや古家付き土地で良い条件の土地が見つかる可能性もあります。
さらに、解体費用を考慮しても、更地を購入する方法より安く納まるケースは少なからずあるため、更地のみを候補で探すよりも、中古戸建て・古家付き土地に範囲を広げることがおすすめです。